おさるのジョージに学ぶ
息子のテレビ欲求に応えるためにいくつか見る番組があるのですが、その一つが「おさるのジョージ」です。本人は大好きでじっくり見て、時にはお腹を抱えて笑っています。
時折不思議な知識を披露してくることがあり、「保育園で教わった」とか「図鑑で見た」以外に「ジョージで見た」が混じってくるので週末一緒にちゃんと見てみました。
(ちなみに、ジョージで得た知識は「マガモは台湾アヒルを除く全てのアヒルの祖先」です)
ジョージの行動は4歳の息子と同じようです。さらに賢いジョージは持っている知識から試行錯誤の上であらゆることを成し遂げます。そして端々に散りばめられる豆知識。これは良く出来たお子様アニメです。子どもに良い影響を与えてくれそう。(テレビを見せる事にやや抵抗のある私への免罪符にもなります)
また、ジョージの飼い主?の黄色い帽子のおじさんがとても素晴らしいのです。ジョージが何がとんでもない事をしでかしても怒りません。驚き、困りはしますが、ジョージのした事を一旦認め褒めます。そしてより良い案を示したり注意をしたりします。実に理想の親の姿です。意識しているつもりでもなかなかこうはいかないので、自らを省みるのに良い機会でした。
そしておさる相手のためか教え方がとても上手い。ジョージが双六で毎回自分のいるマスから進む数を数えてしまっていた時に「ジョージ、それではサイコロの目の1が出続けたら全然前に進まないだろ?」と言っていたのです。思わず「聞いた?双六の進め方わかった?」と息子に言ってしまいました。その後のストーリーでより数え方が頭に刻まれたものと思います。
子どものテレビ欲求を満たしつつ知育にもなる、おさるのジョージ、とてもありがたい番組です。